携帯が無い時代の遠距離恋愛の待ち合わせ

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携帯が無い時代の遠距離恋愛の待ち合わせ

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同じ会社の本社と支店という関係で恋愛をしていた時のことです。
私は大阪で彼は新潟という、とても距離の離れた場所だったこともあり
なかなか会える機会がありませんでした。

 

費用もかかるので、しょっちゅう会うということができませんでした。
彼の出張が決まればそこに出向いていったり、仕事の都合で大阪に来たり
反対に、私も仕事の都合で新潟に行ったりと、なにかにつけ仕事の延長で
会うことが多かった気がします。

 

同じ会社ということもあり、会社の仲間が知っているわけです。
そんな仲間の応援もありました。
私の上司である大阪支店長はわざわざ新潟への仕事を作ってくれるのです。
旅行会社の社員である私たちは、そういった面での優遇があったことが本当に助かりました。

 

ある日こんなことがありました。
高知県への出張が彼の仕事として入りました。まさか一緒について行くわけにもいかず、
仕事帰りに大阪へ途中下車するように、手はずを整えていたのです。

 

ところが、新潟へそのまま帰らなければならなくなった彼は、大阪でいったん降りると時間も無駄になるからと、初めはためらっていました。
けれど、空港での乗り継ぎの時間を調整し、高知から大阪、大阪から新潟への飛行機の時間の合間に私たちは会うことができました。
それも1時間ばかりの時間でした。

 

1時間とうのはあまりにも短いです。搭乗手続きにも時間を要するのでゆっくりとする時間なんてないわけです。
その時はお土産をもらって少し話したくらいです。
そして、こんなこともありました。

 

長野県への出張が決まった彼のところへ出向くことになったのですが、季節は冬です。
私たちは長野駅で待ち合わせをしていました。当然彼が先に長野へ着いているわけです。
その合間の時間に私が入りこまなければなりませんでした。

 

その頃は携帯電話もありません。雪がどんどん降ってきました。電車の乗り換えを松本でしなければなりませんでした。
このままだと予定の時間には間に合いそうにありません。
松本発の電車が遅れるというアナウンスが入りました。
長野駅で待っている彼に連絡のしようがありませんでした。
電車はその日動きませんでした。

 

そうやって彼との遠距離恋愛での出来事は、会えそうで会えないことがたくさんありました。
この後もことごとくこのようなハプニングが続きました。
今なら、携帯電話でなんとでもなったことが悔やまれますね。時代はどんどん進化していきますが
遠距離恋愛の思い出は進化していない頃のことだから、よけいに懐かしい思い出になるのでしょうか。

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